計算方法なび

計算方法なび♪では老年者控除の計算方法がどのように算出されているのか?について初心者向きにイラストや図を用いてわかりやすく解説しております。

◆老年者控除の計算方法なび♪(もくじ)

◆老年者控除とは?

老年者控除とは、納税者本人が12月31日を経過後、65歳以上で、その年度の年間所得金額が1000万円以下の場合に認められるシルバー世代の方へ認められている控除制度の事です。

◆老年者控除の適用条件について

老年者控除の適用条件は、納税者本人が納税者である事。

そして、年齢が65歳以上である事。

更に年間の所得額が1000万円以下である事の3つじゃ。

年間所得は、家賃収入などを産む資産がある場合は、「それらの所得を合算して計算」するが、いずれにしても年間の所得額自体が1000万円以下であれば、どれだけ資産を保有していても、老年者控除の適用となるのがポイントじゃ。

◆老年者控除の計算方法、計算式

不動産などの固定資産を保有している場合や、証券などの流動資産を保有し、利益が出た場合などは
「老年者控除の適用条件」
を満たしているかをまず確認し、満たしている場合は、しっかり控除の適用を受けましょう。

老年者控除の計算方法の図

◆老年者控除制度の廃止と復活について

老年者控除制度は、現在制度自体が廃止となっております。

その為、所得税控除の50万円及び住民税の48万円はいずれも控除が一切なくなっております。

尚、今後の制度の復活の予定は2011年度現在では発表されておりません。

65歳以上の方は寡夫控除・寡婦控除の計算方法についても確認しておきましょう。