法人住民税とは、法人事業税と共に、法人の課税所得に対して課税される地方税の事です。
法人は一人の人と同様に地域に居住しているとみなし住民税が課せられます。
法人にかかる税金には、代表的な税金として「法人税」「法人事業税」「法人住民税」の3つの税金がある。
法人は人として納税義務がある以上、法人が所在する地域に関しては住民税もかかってくるのが政府の見解じゃな。
このうち、法人事業税と法人住民税は地方税と呼ばれる税金で、地域の収入源となる。
その為、地方自治体としては、企業が入ってくることによって税収がアップする事になるのお。
その為、地域の活性化を目指す地方では企業が入ってくるように専用の地区を設けるなどの努力をしておるのじゃな。
それほど、企業からの税収は大きな収入源となるわけじゃ。
法人住民税の税率は以下のようになっておる。
地方税としては、この法人住民税と法人事業税を合算した額が納税額となるのじゃな。
日本で最も財政基盤が安定しているのは言うまでもなく東京都じゃのお。
東京都がここまで裕福である理由は住民が多いというだけじゃなく、法人が多いこともその理由にあるのじゃ。
東京で登記されている法人・会社は法人住民税の納税義務が生じることになる。
日本中から多くの企業が集まる東京都はこの法人住民税による税収が豊かである為、財政基盤が安定しておるのじゃな。