国税とは租税に関する法律である立法権に基づいて、国家が課税する税金、税金制度の事をあらわします。
代表的な国税としては、サラリーマンなどの給与所得者であれば「所得税」、法人などでは「法人税」が上げられます。
所得税は給与所得に対し、おおきく関与してくる税金のひとつですからその計算の仕組みを把握しておく事は大切です。
◆所得税の計算方法についてはこちら
◆法人税の計算方法についてはこちら
国税に関する主な業務を取り締まっているのは、東京都の霞ヶ関にある「国税庁」という国の組織じゃ。
国税庁では、国税に関する企画の立案、税法の一般的な解釈の統一など、母体となる国税の基盤作り、基盤固めとなる業務を行っておる。
更に、国税庁では、全国に11箇所にある国税局、全国各地の税務署への指導・監督を行っておる。要は、国税に関する機関の親玉的立場にあるのが国税庁じゃ。
マルサとは、国税局の調査査察部の事です。
国税局は、親分の国税庁からの指示を受け全国各地の税務署の監督業務を行う他、「調査査察部」という機関を設け、法人の税務違反や脱税を厳しく取り締まっております。
大規模法人が、脱税問題で日々クローズアップされていますが、これらはマルサの取締りにより発覚する事が大半なのです。
我々の生活に最も大きく関わってくる税金は国税と地方税に大別されます。
例えば、自動車を持っている場合は、この自動車に対して、国税と地方税の両方から税金が徴収されておりますが、その事を知っているほとは意外に少ないものです。